今日の日記

2003年9月19日
勉強不足

明日から附属病院の敷地内にある実習室で解剖実習がはじまる。といっても、先輩がやってるのを見学するだけなのであるが。それに先駆けここ3日くらいずっと予習していた。

こないだの解剖学のテストはたしかに通ったけど、ぜんぜんできが悪くて、知識的に不安がたくさんある。

たとえば、骨、筋、内臓の正確な名称や働きもあいまい、起始や停止、作用や神経支配もあいまい。ぜんぜんだめ。しっかり復習して完璧にしておかなくては。。。
膵臓のα(A)細胞、β(B)細胞くらいは知ってましたけど、γ(D)細胞とかあるんだって。へぇ〜。。って全然常識なんでしょうね。
あと、体って部分部分を膜で覆われているって知ってました?全然知らなかったです。
体の漿膜には胸膜、心膜、腹膜があるってことくらいは知ってましたけど。
ま、とにかく小学校の理科みたいで面白くてしょうがないです。

今日笑ったのはテストに出たペースメーカの説明。僕は例の心臓につける機械の話とばっかり思っていたのだけど、そういうことではなかったんだ。いわゆる心臓の自律性におけるペースメーカーの話をしろってことだったんだ。爆笑してしまった。

医学系行く人。ぜったい生物選択にしておいたほうがいいですよ。まじそう思った



悲哀

医龍だけでなく、ブラックジャックによろしくも見ている。最近は癌による悲哀の話になっている。

悲哀とは対象喪失したときに現れる現象で、喪失した対象を断念するプロセスである。この患者では健康を失ったことになる。

悲哀には3段階ある、つまり否認→絶望→離脱という3段階を経る。

一般に末期癌患者もこのような段階を経ると考えられている。

告知された後、患者はわけのわからない衝撃にかられる。どうしてこうなってしまったのか、何かの間違いでないのか。。そして、いずれ事実がわかり絶望に陥る。この際ちょうどいまの段階に置かれているように、もがくことになる。いわゆる民間療法に頼ったりする。そして、事実を受け入れ、余命を大切にするようになる。いわゆるQOLを考えるようになる。
あまりにそれにそっているため、わらってしまった。。というだけの話である(ちなみにこれはボウルビーという人の説で7つにわけられると言っている人もいる。これは3つをさらに細分化したと考えるとわかりやすい)

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